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清き渚二見浦の興玉さま

皇大神御神幸の途次二見浦に着船せられまし節
倭姫命の御尋に大若子命『速雨の二見國』と御答へ申し上げる。
その『速雨の二見國』の夫婦の立石に引きわたす大注連縄の間を通し
東海の海上より暁の雲を突いて さし昇る旭光を拝迎し
その先の興玉神降臨の霊石を遥拝されたことに当社の創始をみる。
禊祓、災厄穢れを清める 「おきたまさま」と慕われる大神様は
名勝『二見の浦』の大自然の風光美とともに二見興玉神社
御祭神として尊大なる御神徳を古代より今日まで寄せ給ひ輝き坐して鎮まります。

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