江戸時代末期御蔭参り、抜け参りと伊勢参詣が最も賑わった頃、阿波国より若い男女が、この二見浦の浜で身を海水に浴び塩垢離(みそぎ)をして、着物を松の木にかけて結び、夫婦の契りと子孫の繁栄を祈願したところから「ちぎりの松」と呼ばれております。 昭和28年9月25日に台風13号により流失し、平成3年5月23日に40年ぶりに昔ながらに再現されました。